
王子のお財布事情
「はぅあっ!」 実にみっともない事だが、周囲の目も気にせずオレは思わず叫んでしまった。 ……なんということだっ。 オレの知らない間に、一体何が起こったというのだ……。 震える手を止めることも出来ず、オレはただ手元を凝視してしまった。 「……引かれているっ。何故だっ!」 しかし次の瞬間、後ろから声がかけられた。 「王子、申し訳ありませんが、順番が……」 「……うむ。すまんな」 後ろで順番...
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「はぅあっ!」 実にみっともない事だが、周囲の目も気にせずオレは思わず叫んでしまった。 ……なんということだっ。 オレの知らない間に、一体何が起こったというのだ……。 震える手を止めることも出来ず、オレはただ手元を凝視してしまった。 「……引かれているっ。何故だっ!」 しかし次の瞬間、後ろから声がかけられた。 「王子、申し訳ありませんが、順番が……」 「……うむ。すまんな」 後ろで順番...
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