2014年5月

ルルルナビvol.57はルルル文庫最新刊に入っています。

2014年5月23日(金) 11:55

<近刊情報>

ルルルナビvol.57はルルル文庫最新刊に入っています。
また、全国アニメイトでも配布中です。
先着順につき、配布終了の際はご容赦ください。
 なお、こちらからもPDF形式7.3MBでダウンロードできます。魅力満載なルルル文庫5月刊をどうぞよろしく☆

5月の新刊の見本誌ができてきました!

2014年5月20日(火) 14:29

<近刊情報>

 ルルル文庫読者のみなさま、こんにちは。冷えとり靴下を愛用しているので、今年の「パンプスにもソックス」の流行がちょっと嬉しいトモねえです。みなさんはもう衣替えはすみましたか?
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 さわやかな陽気に甘やかな読書はいかがですか? 5月のルルル文庫の新刊は2点とも、いつにも増してロマンチックでドラマチックですよ!
 その2点とは、宮野美嘉先生の新作『荊姫と嘘吐きな求愛』と、第8回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門優秀賞&読者賞W受賞作である市瀬まゆ『覇王の娘』。先日、見本誌が編集部に届きました。
 今月の新刊の発売日はいつもの26日より少し早くて、今週金曜、23日頃です。
 学校の帰りに、お勤めの帰りに、ぜひ書店さんに寄ってみてくださいね。


 フレッシュ・デビューを飾る『覇王の娘』のあらすじはこちら
 では、そんなふたりの「初夜」の様子をちらりとお読みいただきましょう!


***


 深夜。巴煬の寝室の明かりはまだついたまま。
 昼間は後ろに軽く結っている肩にかかる栗色の髪を下ろし、夜着に着替えた巴煬は、ひとり寝台の上に半身を起こし、手近にあった書を読んでいた。
 遠征から戻ったばかりの体はひどく疲れているはずなのに、妙に目が冴えて寝つけなかった。薄暗い燭台の明かりの下で書でも読んでいれば、そのうち眠気がくるだろうと考えてから、大分時が経っている。
 巴煬がぼんやりと書の文字を追っていると、控えめに部屋の扉が叩かれた。
 邸の者はこんな夜更けに主人の眠りをさまたげたりはしない。
「――変人公主か。まさか今度は夜這いに来たのではないだろうな」
 明日の朝、邸の者たちが起き出す前にこっそりと琳玲の寝室へ行って、何食わぬ顔で琳玲とともに起き、初夜の儀を済ませたことにしようと企んでいた巴煬である。
 巴煬は面倒くさそうに、手にしていた書を寝台横の小卓に置いた。
「どうぞお入りください」
 巴煬の声にやや間を置いて、両開きの扉からそろりと入ってきたのはやはり、白い夜着姿の琳玲であった。しっかりと阿仙も一緒だ。
「何かご用ですか?」
 声をかけただけで巴煬が寝台から出ずにいると、琳玲が後ろ手に扉を閉め、そそっと近づいてきた。
「夜更けに男の寝室に踏みこむなど、一国の公主がなさることではありませんよ」
 巴煬の冗談まじりの言葉に、巴煬の真横で仁王立ちする琳玲は、うんともすんとも返してはこない。
 まさか本当に夜這いではあるまいな、と巴煬の背に嫌な汗が流れた。
 たとえ目の前で素っ裸になられようとも、琳玲を寝台に押し倒そうという気はみじんも起きそうにない。
 それでも婚姻の義務を果たせと要求されれば、巴煬は応えねばならない立場にある。
(うまく追い返すか……)
「用意させていただいた公主のお部屋はお気に召しませんでしたか? であればすぐに別の部屋を用意させますが」
「そうじゃないの」
 言うなり、琳玲が巴煬の下肢を覆っていた薄い上掛けをめくった。
「な、公主!? お待ちください……っ」
 制止を無視して琳玲が寝台へと上がってくる。
「母上に言われたの。夫婦になったら必ず同じ寝台で眠らなくてはいけないって」
 正式な婚姻関係は、夫婦が契りを交わした時点で成立する。
 貴族や王族の政略結婚ともなると、縁を結ばんとする両家の血を引く子供が生まれるまでは、婚姻成立とみなされない場合もあった。
「ご自分がおっしゃっている意味をわかっているのですか」
 巴煬が語気を強めると、琳玲によりそう阿仙が巴煬をにらみつけた。
「もちろん。一緒に眠らないと正式な夫婦になったことにならないから、李家は王家の意向にそむいたことになるのでしょ? 母上には同じ寝台に入ったら、後は巴煬に任せておけばいいって。その……衣を脱がされるかもしれないけど、驚いたり逃げたりせずにじっとしていなさいって、きつく言われたの」
「と、言われましても……」
「やっぱり脱がないとだめかな……。男の人の前で衣を脱ぐなんて、とってもお行儀が悪いことだと思うけど」
 琳玲の言葉に巴煬はわずかな引っかかりを感じた。
「え……と。じっとして、衣を脱いで、それからのことをお母上は他に何か教えてくださいましたか?」
「何かって?」


***


 続きは23日発売の『覇王の娘』にて!!

第8回小学館ライトノベル大賞授賞式が執り行われました

2014年5月15日(木) 17:21

<最近のルルル文庫編集部>

 ルルル文庫読者のみなさま、こんちには。公園でのんびり読書…なんてのも素敵な、さわやかな季節になりましたね。いかがおすごしですか? 半袖になるタイミングを模索中のトモねえです。


 さて、先日、第8回小学館ライトノベル大賞の授賞式が開催されました。ガガガ文庫部門からは5名ルルル文庫部門からは2名が受賞されました。
 ルルル文庫部門受賞者の市瀬さん、当真さんはどちらも北海道在住。この日の東京の気温と湿度に、大汗をかかせてしまいました。すみません…
 すでにお電話とメールでデビューに向けて打ち合わせをみっちりさせていただいてきましたが、お会いするのはこの日が初めて。おふたりとも思っていたとおりの、オーラの明るい楽しいお嬢さんたちでした。逆に、私は市瀬さんには、
「電話がすごく早口なので、もっと和田ア○コみたいなデカいアネゴを想像してたら、意外にコンパクトなんですね…」
 とか言われてしまいました(^^;)。そうなんですよせっかちで早口なんですよ私、すみません…でも中肉中背なんです、コンパクトと言われるほど小柄ではないです、でも態度はデカいかもしれませんすみません…と、恐縮しきりでした。


 授賞式は、賞状や記念品の授与などの他に、ガガガ文庫部門のゲスト審査員の激励コメントや、先輩受賞者の応援メッセージなどもあり、和気藹々と進みました。
 ルルル文庫部門の先輩受賞者としては、記念すべき第一回佳作受賞者である宇津田晴先生をお招きしました。
「プロ作家として続けて行くには、折れない心が大事です! あと体力!!」
 みたいな名言も飛び出し、会場が沸きました。
 新人作家さんたちの門出を社内外のたくさんの方々に祝っていただき、編集部としても晴れがましい思いで胸一杯になりました。ありがとうございました!
 投稿者のみなさん、ゼヒ是非これに続いてくださいね。
 そして読者のみなさん、ルルル文庫部門受賞作は今月、来月と2か月連続で刊行されます。金色の帯が目印です、ルルル文庫の新戦力をお楽しみに!!


 授賞式ではルルル文庫部門の審査経過報告として、私もご挨拶させていただきました。その原稿はこちら。ルルル作家を目指す方の参考になればと思います。


 読者のみなさまにより楽しんでいただける作品作りを目指して、編集部・作家さんともども、これからもさらにがんばって参ります。
 応援よろしくお願いいたします!!!

2014年5月新刊のお知らせ

2014年5月 8日(木) 16:03


ルルル文庫読者のみなさん、こんにちは!
新しい環境に変わった人も、そろそろ慣れてきた頃でしょうか。
ゴールデンウィークは楽しく過ごせましたか?たくさん遊んだみなさんも、ゆっくり過ごせたみなさんも、ルルル文庫を読んで元気いっぱい夏休みまでがんばってください!!

今月は注目の2作品!!
まずは宮野美嘉先生から新作『荊姫と嘘吐きな求愛』をお届けします。突如、跡継ぎに指名されてしまった伯爵令嬢のアイリーン。男嫌いのアイリーンが婿をとらねばならなくなるなんて!?そこに現れた、とんでもない男との下克上ラブ!ちょっと危ない恋の行方、たっぷりご堪能ください☆結賀さとる先生の美麗なイラストにもうっとりです!

そして第8回小学館ライトノベル大賞でルルル文庫部門の優秀賞&読者賞をW受賞した市瀬まゆ氏が『覇王の娘』でデビューを飾ります!!
武将として功績を挙げた巴煬に報賞として与えられたのが、覇王の娘である琳玲。いっぷう変わったこの娘、人語を解する謎の巨大犬を連れて嫁入りをしてきた。実はこの琳玲には特別なご加護があるとわかり・・・。
とっても読み応えのある作品が仲間入りしました。ルルル文庫の期待の新人作家のデビュー作、ぜひみなさま手にとってみてください!

今月はこんなラインナップでお送りします☆
ステキ満載なルルル文庫をどうぞよろしくお願いします~♪



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荊姫と嘘吐きな求愛


調教と服従は恋のはじまり!?
スパイ令嬢と、ドSでドMな部下との危ない下克上ラブ!

宮野美嘉 イラスト/ 結賀さとる

代々『王家の蝙蝠(こうもり)』と呼ばれる諜報活動を生業(なりわい)としてきたラグランド伯爵家。ある日、当主である祖父に呼び出されたアイリーンは、兄の不始末から突然跡継ぎに指名されてしまう。しかし、アイリーンは筋金入りの男嫌い! 婿をとって子など産めるかと即座に拒絶したところ、とんでもない男が部下としてやってきて!? その恋は、死ぬほど甘い蜜の味――。男嫌いの荊(いばら)姫と退屈を持て余した切れ者従者との、人生を賭けた甘くて危ない下克上ラブ!





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覇王の娘


第8回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門優秀賞&読者賞W受賞作!
公主が犬だけをお供に、異国出身の将にお嫁入り!?

市瀬まゆ イラスト/明咲トウル

巴煬(はよう)はかつての敵国・大燕で武将として戦功を挙げ、報賞に大燕王の娘・琳玲(りんれい)を娶ることになった。だが琳玲はいっぷう変わった少女で、人語を解する謎の巨大犬・阿仙(あせん)だけを連れて、ひとりで嫁入りしてくる始末。初夜に一波乱あったものの、ふたりは微妙な距離を取りつつ微妙な新婚生活を始める。実は琳玲は、白き神竜の加護があるとされる特別な公主だったが、巴煬の従弟・珂宛が手を出してきて…!?